子供の集中力は部屋環境で改善できる?塾の講師が勉強部屋の作り方をご紹介

学力UP

1,勉強のやる気次第で成績は変わる

塾講師である筆者は、「勉強が嫌いで机に向かわない」というお子様でも、みるみるうちに順位を10位あげ、30位あげ、ついには100点アップ(!)するというお子様を多く見てきました。

成績が著しく向上するお子様には、「やる気」が違います!
どんなお子様も、学習する「やる気」が起きれば、たとえテストで0点を取るお子様でも成績が向上するのです。

この記事では、重要な「やる気」を起こすための方法をご紹介していきます。

2,勉強部屋の環境次第で集中力が異なる

実際にリモート上で成績を上げるには、「なんとなく頑張ろう」といった気持ちでは失敗してしまいがちです。勉強しよう!と意気込む人は、このような経験をしたことがあるのではないでしょうか。

  • ついついスマホを触ってしまう…
  • 10分寝るつもりだったのに、気づいたら2時間経っていた…

こうした経験はありがちなことですが、勉強の効果を出すためには、まずは学習環境を整えることが大切になります。

とはいえ、「勉強机を買いなおさなくてはならない」ことや、「座りやすい椅子にしなくてはならない」ということではなく、今ある勉強机と椅子はそのままに、その周辺環境を少し変えるだけで集中力は変わるのです。

この記事では、自宅での学習で成績が上がるコツ=【学習環境を整える】ポイントを紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

3,①机の周りの整理整頓をしよう

勉強部屋の環境を整えるためには、ますは次の2点ができているかどうかを確認しましょう。

  1. 机の周りの整理整頓
  2. 机には最低限のものを置く

それぞれを次の項目で説明していきます!

机の周りの整理整頓

学習するときに使う机はもちろん、目につく本棚の整理整頓をすることが大切です。

勉強するときに「なんだか散らかっているな…」と感じてしまうことは集中力を削ぐ原因の一つとなります。整理整頓された状態で学習に取り組むことで、スッキリとした気持ちで勉強に向かえます。

机には最低限のものを置く

勉強するときは、机には必要最低限のものを置きましょう。

①筆記用具
②教科書&ノート
③ワーク&演習ノート
④授業で配布されたプリント類 など

スッキリと机の上にこれらをまとめることで、自分がやるべきことが可視化されます。

4,②目標を書き、見えるところに貼っておく

目標を明確にすると、勉強する理由が分かりやすくなり、やる気につながります。決めた目標は、大きめの付箋などに書き、机やノートなどの目立つ場所に貼っておくことをおすすめします。

また、目標は短期間、中期、長期でそれぞれ設定するとより効果的です。それぞれ詳しくご紹介していきます。

to doリストを作る

人間だれしも、やりたくないことを後回しにしてしまいがちです。
そんな「ついつい後回しにしてしまうこと」は、リストにまとめて可視化すると取り掛かりやすくなります!

はじめに、その日にやらなければならないことをリストにまとめましょう。
例えば以下のように書いていきます。

英語…和訳プリント、単語調べ、単語テストの勉強
国語…要約課題、古典の単語調べ

このように、自分が何をするのかを細かく書いていきましょう。細分化すればするほど自分がやらなければならないことが整理できます。

できれば、平日は学校にいる間にまとめ、休日であれば1日の早い時間にまとめるとよいです。そうすることで、より自宅での時間を有意義に過ごせます。
整理したら、書き出したリストを見て優先順位が高いものから番号を付けていきます。

中期・長期の目標を立てる

中期間や長期間でさらに目標を立てると、モチベーションアップにつながります。

中期:テストの目標点数や目標順位を紙に書き、トイレやリビングに貼っておくことをおすすめします。
長期:お子様がいよいよ受験間近というときには、入学後の楽しい高校生活を思い浮かべるとよいです。志望校の説明会で配られた学校パンフレットや、文化祭などで配布されたり、購入できたりするボールペンなどを必勝アイテムとして身に着けるのも、モチベーションにつながります。

また、つくったtodoリストは、お子様が自分で決められた時間に行っていくとスムーズに始めることができます。

「勉強しなきゃ」と思っていても、なかなか勉強机に向かう気持ちにならないものですが、「この時間には絶対に勉強するぞ!」と時間を決め、勉強を習慣に取り入れてしまうことで解決できるでしょう。

5③:スマホの置き場所を工夫する

集中した環境づくりをするには身近にあるスマホとの関わり方も見直さなければなりません。
ついつい何時間も触ってしまうスマートフォンは、勉強するときには近くに置くことを避けましょう。

勉強している姿を撮影する

今中高生の間で流行しているのが、【勉強している姿を撮影する】という方法です!

「少しでもよく見せようとするため」「見られている意識があるため」などなど、人はカメラを向けられると、自然と緊張するものです。
この気持ちを勉強に活用し、集中につなげていきます。

やり方はいたって簡単です。三脚などにスマホをセットし、自分の顔や手元を映します。
カメラモードを【タイムラプス】に設定し、何時間も撮ることができるようになります。
その日に勉強した姿勢を、インスタグラムのストーリーであげることで、友達との競争をしている中高生も多いです。

この方法のいいところは、
①撮影用に使っているため、スマホを触らなくて済む
②程よい緊張感で集中力を高めることができる という点にあります。

手元に置いておく必要があるため、通知が来たときに気にならないよう、SNSの通知をオフにしましょう!

スマホ利用をご褒美にする

他にも、スマホを使って勉強のモチベーションをアップする方法もあります。

それは、重ねたテキストや教科書の間にスマホを挟み、「ここまで勉強したらスマホを見るぞ!」という方法です。

ここで注意しなければならないのが、ついつい自分に甘くして目標自体を簡単にしすぎることです。「あと30分はスマホを見ないぞ」「このページを解き終わるまでは頑張るぞ」と、具体的な数値を目標とするといいでしょう。

休憩時間のほうが勉強時間よりも長くならないように注意してくださいね。

スマホを親に預ける

それでも「スマホを触ってしまう…!」という人は、勉強している間だけはリビングにおいておくことや、親に預けるという方法もあります。

どうしても使いたいときは、「親のいる前で時間を決めて使用する」といったルールを決めてもいいかもしれません。ここは、一度心を鬼にして両親にスマホを預けるのをすすめてみてはいかがでしょうか。

6,集中力が上がる勉強部屋をつくろう

お子様に好きな教科がせっかくできても、学習環境が悪ければ成績が落ちてしまうことも考えられます。これまで紹介した方法をとれば、大がかりな家具の配置変更は必要なく、簡単に集中力を高めることができます。

紹介した方法をもとに、お子様の学習意欲が高まるきっかけとなれば幸いです。

最善の学習方法を見つけ、ストレスを減らして学習することが、集中力を高める一歩となります。