家庭教師と個別指導の明確な違いとは?メリットも併せてご紹介

ミーティング風景 家庭教師

自宅と学校だけでは学習に不安に思い、塾や家庭教師を検索してみたはいいものの、イマイチ違いがわからないという方が多いと思いのではないでしょうか。この記事では、家庭教師と個別指導の違いや、性格からどちらが向いているかなどをお伝えしていきます。

1,似て非なる家庭教師と個別指導塾

このページを見ている皆さんは、「家庭教師」も「個別指導塾」も、先生と生徒が1対1で向き合うものだというイメージをお持ちではないでしょうか?そのイメージ通り、どちらも1対1で先生が教えてくれることが多いことが共通しています。実は、先生が「どのくらい丁寧に教えてくれるか」の質に大きな違いがあります。

この質の違いは、家庭教師と個別指導塾のそれぞれの特徴に拠るものです。

2,それぞれにメリット・デメリットが存在する

ざっくりと、「どのくらい丁寧に教えてくれるか」という質が違うのはなぜかというと、家庭教師は手取り足取り教えてくれるのに対し、個別指導塾は完全に1対1であるとは限らないからです。

では、本質的にどんな違いがあるのでしょうか。具体的な違いについて、次の項目で家庭教師と個別指導塾のメリットとデメリットをお伝えしていきます。

3,家庭教師のメリット・デメリット

家庭教師のメリット

①自宅での勉強習慣が身につく

自宅の環境が一番勉強しやすいと思っている人、また、自宅での勉強は苦手だけれどこれから勉強する習慣をつけたいと思っている人は、家庭教師が向いていると言えます。

家庭教師の最大の特徴は、なんといっても「自宅で勉強ができる」ということ。先生が自宅に来てくれるので、面倒な通塾をする必要はありません。

自宅での勉強が苦手という人も、最初は先生が自宅に来てくれる時間だけかもしれませんが、慣れていくうちに一人で、集中して勉強する習慣を身に着けることができるのです。

勉強しよう!と意気込んだことがある人は、今までに「家で勉強をしていると眠くなってしまう…」ということや、「少しだけ使用と思った掃除がはかどってしまい、結局勉強しなかった」ということはないでしょうか。自宅で集中して勉強を進めるきっかけとして、家庭教師に頼む人も多いようです。

②友達や教室の環境を気にしなくてよい

「コミュニケーションをとることが苦手」「学校では質問がしにくい」

こういった考えを持つ人にとっては、家庭教師が向いていると言えます。

個別指導塾だと、1人の先生に対し、自分以外の生徒も個別の内容で受けていることもあります。「周りの友達が苦手…」ということや、「他の生徒のせいで質問する時間があまりない…」など、環境が気になることもしばしば起こってしまいます。しかし、家庭教師は自宅で授業を受けることができるので、”教室の環境”や周りの人のことを気にする心配がありません!完全に先生の授業を独り占めできることから、安心して授業に集中することができるのです。

家庭教師のデメリット

①家をきれいにしなければならない

家庭教師の先生が自宅に来るということで、家を掃除しなければならないと負担になってしまうことがデメリットとして挙げられます。

しかし、オンライン上で家庭教師の先生と顔を合わせる「オンライン家庭教師」では、このデメリットを払拭できる可能性がありますので、詳しくは後述する(5,オンライン家庭教師という手段もある)の項目をご覧ください。

②気疲れしてしまうこともある

中学生にとって、少し年の離れたお兄さんお姉さんに教えてもらうことが緊張してしまうこともあります。完全に1対1で対応してもらえるうえに自宅での学習という質問しやすい環境のため、早く打ち解けて楽しく会話することができればいいのですが、とはいえコミュニケーションは難しいものです。家庭教師は、相性のいい先生と出会えることが肝心といえるでしょう。

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4,個別指導塾のメリット・デメリット

個別指導塾のメリット

①通塾することで切り替えができる

自宅外での勉強を好む人は、個別指導塾に行くことで勉強するスイッチを切り替えることができるため、個別指導塾のほうが向いていると言えます。

ただし、自習室がない個別指導塾もありますので、自習室を設けているかどうかは、問い合わせてあらかじめ把握しておくことをおすすめします。

②受験情報が多い

塾によっては教科によって異なる先生から教えてもらうこともできます。担当の先生の実力に依存する家庭教師に比べ、各教科の入試の傾向や受験校の情報が多いというメリットがあります。

受験生であり、進路指導を目的とする場合には個別指導塾を選択するのが良いでしょう。

個別指導塾のデメリット

①1対1ではない可能性もある

「完全個別指導」であれば先生1人が対応するのは生徒1人ですが、「完全個別指導」ではない場合、先生1人が生徒3~4人を対応する場合が多くなっています。直接指導を受ける時間が短くなってしまうデメリットがあり、こちらは自分で分からないところを探りながら勉強できる人は向いています。

先生に手取り足取り教えてもらいたいときには、塾に「自習しに行っている」ような状況ができてしまうため、その場合は「完全個別指導」とうたっている塾を探すか、家庭教師にお願いするのが良いでしょう。

②通塾に移動時間がかかる

個別指導塾のデメリットとして、家庭教師と比較すると「通塾しなければならない」ことがデメリットの一つとして挙げられます。

個別指導塾では夜遅くまで授業を行っていることも多いため、保護者の型に取って夜間の帰宅はご不安かと思います。また、通いたいという個別指導塾が自宅付近にない場合、保護者の方が送迎する方も多く、負担となってしまいます。

5,オンライン家庭教師という手段もある

家庭教師のメリットとデメリットをお伝えしてきましたが、実は、最近人気が高まっている「オンライン家庭教師」という手段があるのをご存じでしょうか。

オンライン家庭教師は、その名の通りPCやスマートフォンを使った「オンライン上」での授業形態のことを指します。オンライン家庭教師には家庭教師よりも良い点があります。

家庭教師は講師が家に来てくれるため、自分が外出しなくてもよいサービスですが、家に呼ぶことで掃除をしなくてはなりません。

しかし、オンライン学習ではもっと手軽に授業を受けることができます。

パソコンやスマホで顔を移す必要があるため、机の周りは綺麗に掃除をしなくてはなりませんが、家庭教師を家に呼ぶよりも、確実に掃除する手間を省くことができるでしょう。

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簡単に、オンライン家庭教師のメリットとデメリットをお伝えします。

オンライン家庭教師のメリット

①曜日・時間を自由に決められる
②友達や教室の環境を気にしなくてよい
③出かける面倒さがない

オンライン家庭教師のデメリット

①ネット環境を整えなくてはならない
②自宅での勉強に工夫が必要

財経新聞によると、カメラを使って先生と顔を見ながら授業を受けられることから、適度な緊張感をもって学習ができることが人気のようです。

タブレット学習はもう限界!? オンライン家庭教師が人気急上昇のわけ

財経新聞

また文科省によると、そのどちらの利点も兼ね備えた「ハイブリット」型の授業を推進しており、これからの学習の仕方が変革されつつあるのです。

対面指導とオンラインのハイブリッド化 文科省が提示

教育新聞

6,自分に合ったスタイルを探してみよう

家庭教師、個別指導塾のどちらにもメリットとデメリットがそれぞれあります。お伝えしたメリットとデメリットをもとに、自分の学習方法を見直すきかっけとなれば幸いです。

最善の学習方法が見つかり、やる気が継続した状態で勉強することが、成績向上への近道となります!

自分はどんな環境で学習したいのかを考え、あなたに合った学習方法を実践してみましょう。